セルフイメージとコンフォートゾーン
☆この記事は、「あぶく銭論 (スーパーポジティブ Life Style)」から引用させていただいています。
アファメーションとは?
アファメーションとは本来、究極の目標達成への高いセルフイメージを保ち続ける方法です。
セルフイメージを高め保ち続けること。
本来のアファメーションについてはアファメーション実戦編で論じて行きたいと思っております。
じゃあ、そのアファメーションとやらを今すぐ実践したいと思われる方は多いと思います。しかし、私はそれにあえて"待った"をかけたい。今までたくさんの成功者を見てきました。成功者のほとんどが成功する前の段階ですでに自然にアファメーションを実践しているような考え方を体得していました。成功体験を自然に何度か体験しセルフイメージもかなり高い。成功者は成功するというコンフォートゾーン内にいるのです。そのうえにアファメーションという技術を取り入れそれを理解することで自信が確信にかわる。そりゃ成功するわな!って感じです。
凡人の私はアファメーションを試してもセルフイメージがレベルに達しておらず持続できませんでした。また、やるぞと決めて行動しても自分のコンフォートゾーンが凡人のままなので強烈な引き戻しを喰らい、気がつくと元の自分にもどっていました。
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セルフイメージとコンフォートゾーン
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● セルフイメージ
セルフイメージを簡単に説明します。車の運転に例えると自動車学校にはじめて行きます。車の運転方法を学びます。マニュアル車であればキーをまわしエンジンをかけ、クラッチをふみ、ギアをニュートラルからローに入れそしてアクセルをふみ、クラッチを半クラにすると車が動きだして・・・・以下省略。つまり技術を意識で覚えて行く状態。これを意識状態としましょう。
次に、教習所にもだいぶ通いもう頭で考えなくてもかってにキーをまわしクラッチをふみ、ギアをローに入れ・・・以下省略。もう頭で考えなくても操作できる状態になります。他の例で言うと自転車に乗れる人ならばどうやってこけないようにバランスをとるかなどと考えないでしょ。車でも運転方法を考えなくても運転できるようになる状態。これを下意識状態とします。
では次がセルフイメージです。仮免許を取得しました。さあ、いよいよ公道にでて練習です。教習所内では余裕があったのに公道に出ようとすると他の車がブンブン走っています。恐怖を感じますよね。そうです自分のセルフイメージがまだ公道で運転するのは自分らしくないと思うわけです。
この自分らしいと感じる、または自分らしくないと感じるこれがセルフイメージなのです。車の運転は公道に出て何回も練習すれば公道で走ることは自分らしいというセルフイメージを持てるようになります。しかし、こと自分の成功に関しては話が違ってくるのです。このセルフイメージは生まれてから今まで生きてきた間に培われた根の深いものなのです。
● コンフォートゾーン
コンフォートゾーンとは自分が無理をしていない状態のノーマルの自分でいられる範囲のこと。その範囲内の自分はそれが自分らしいと感じ楽でいられます。
テストの点数がだいたいいつも70点の人が今回50点だったとします。あれっ俺が50点っていうのはおかしいぞと思い次は頑張って勉強し90点をとってしまいます。結果平均すると70点であったということになります。
コンフォートゾーンとは長年培われた自分はこんなもんだという自己設定なのです。ですからオリンピックの金メダリストは昔から1着をとっている人ばかりです。自分が負けるということは自分のコンフォートゾーンから外れるわけです。1着以外の自分は自分らしくないだから勝ち続けるというコンフォートゾーンの設定をしています。その積み重ねが金メダルを生むのです。
セルフイメージで自分らしい自分を考え、コンフォートゾーンで自分をその自分らしい楽な領域にはめこんでしまっているのです。
成功者は、もともと成功するにたるセルフイメージと成功するにたるコンフォートゾーン内にいる。それに加えてアファメーションを行っている場合が多いのです。