ドラマ・銭ゲバについて その3ズラ!
そんなわけで、マジックコミック版の原作本を、中古で購入しました。
値が高騰していましたが・・・。
映画評論家の上野氏は巻末インタビューで、
「『銭ゲバ』とは、システムによる殺人への迂回路を取り去った資本主義の純粋形態の表現である」
と説きます。
実に巧みな形容で、激しく同意します!(笑)
つまりお金持ちにならんとする野心と向上心がある者は、この資本主義の根本をよく理解していなければ、誰もが間接的な殺人者となり得る危うさを秘めていることを、この作品は教えてくれるのです。
もっとも、私はその野心と向上心自体には、肯定派です。(笑)
また、
「我々は銭ゲバほど純粋でないから、今日もまだ生きている」
と語ります。
生きているためには、そんな無神経さも必要なのでしょう。
とりあえず私は、明日もまた、"いけしゃあしゃあ"と生きようと思っています。(爆)
某ドラマ『●●なる一族』は、チョー中途半端な自殺の動機付けに加えて、役者の演技力も今ひとつ足りませんでした。
ピストル自殺ではないラストでしたが、、松ケンはさすがにやってくれましたね!
~~~続く~~~
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(現代ではカットされる差別用語もそのままに)
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