風太郎はとても見苦しく死んでいった・・・
※この記事は、ブログ:『銭ゲバ』テレビドラマ版とは何だったのか へのコメントです。
物語のメッセージについての考え方は、大いに共鳴します。
ただ、「爆発を冷静に待つ風太郎がそこにいる」というのは、ちょっと捉え方が違うと私は思います。
プレイバックして冷静に語っていたのは、導火線に着火する前です。
それは、「わかったよ・・・」という台詞を冒頭に置いていたことからわかります。
順番は、
冷静に世の中に捨て台詞
⇒導火線に着火
⇒幸せ妄想を巡らす
⇒この世への未練から見苦しく泣き叫ぶ
⇒恐怖のあまりショックで気絶
⇒爆死
となると思います。
ドラマのインパクトを最大限に活かす演出でしたが、風太郎の生き方は決して肯定されていないはずです。
↓↓内容に興味を持ったら、
原作本がこちらからすぐに買えます!! ↓↓
★☆ 連載当時そのままの復刻版 ☆★
(現代ではカットされる差別用語もそのままに)
★☆ 文庫版 ☆★
★☆ 裏銭ゲバとでも言うべき作品!! ☆★