目標や達成感があれば頑張れる
カミュの『シーシュポスの神話』という、有名なギリシャ神話があります。
あらましはこうです。
"神々がシーシュポスに課した刑罰は、休みなく岩をころがして、ある山の頂まで運び上げるというものであったが、ひとたび山頂まで達すると、岩はそれ自体の重さでいつも転がり落ちてしまうのであった。"
一見すると、無益で希望のない労働ですが、シーシュポスの場合はこの作業に喜びを感じているのだと言われています。
なぜなら、岩をごろごろと持ち上げている間、頂上に辿り着くという大きな希望があるからです。
岩は神の罰によりまたふもとに戻されるが、また新たに頂上を目指せばいいのです。
我々の日々の挑戦に参考になる、実に示唆的な寓話です。
一方、ナチスドイツや旧ロシアで行われていた拷問があります。
囚人にA地点からB地点まで荷物を運ばせ、それをまたA地点へ戻すという作業を永遠に続けさせるというものです。
どんなに意思が強い人でも、1ヶ月以内に精神障害を引き起こしたそうです。
自分が今現在やっている作業が、まったく無意味だとわかってしまうから・・・。
目標や達成感の無い労働は、人間にとって最大のストレスになります。
逆に言えば少々過酷な労働でも、夢や目標があれば頑張れますね^^
一歩を歩み出す
この道を行けばどうなるものか、危ぶむなかれ。危ぶめば道はなし。
踏み出せば、その一足が道となる。迷わず行けよ、行けばわかる。
一休和尚
人は歩みを止めたときに、挑戦を諦めたときに年老いていくのです。
アントニオ猪木
歩き出す前から考えていると、ネガティブな想念ばかりが浮かんできて、なかなか歩き出せません。
すぐに立ち止まると、また迷ってしまいます。
方向を決めて歩き出したら、あとは足が持つ限り歩み続けましょう。
少々道を間違えても、すぐに修正すればよいのです。
方向さえ合っていれば、命ある限りいつかは目的地に辿り着けます。
満足いくだけ歩いたら少し休み、しかし休み過ぎず、また歩き出せばよいのです。
挑戦すべき事、やるべき事は鬼のようにあるので、私は悩んだり心配しているヒマがないです。(笑)
日経新聞の広告で昔から有名で、経営者の根強いファンが多い管理者養成学校の、『13日間地獄の特訓』に参加したことがあります。
その研修項目に、40km歩行訓練というのがありました。
グループ毎に、山あり谷ありの行程を、8時間を目標に歩き切るという内容です。
私はリーダーを務め、全グループ中1位でしたが、8時間7分という結果でした。
納期達成ならずという残念な結果でしたが、そこにも人生の歩み方が凝縮されて勉強になりましたね。(笑)
ちなみに、ギリで初日卒業です。
ネットビジネスを展開する理由とは?
『皆さんは、何が目的でネットビジネスを展開してらっしゃるんでしょう? 』
私の目的は、「自分の興味とスキルを生かして」稼ぐためです。
ネットビジネスには、まだまだ稼げる可能性の地平が拡がっています。
クルマ社会が到来して、自動車販売台数に増減はあるものの、クルマ社会がなくなることはあり得ません。
インターネットもしかり。
PCの売れ行きが鈍ることはあっても、ネット接続の進化が一時的に止まっても、インターネットそのものはなくならないでしょう。
大事なのは、自動車が売れなくなった時は自動車を売るのではなく、自動車に関連する何かを売る。
自動車が売れなくなってきているのに、自動車の性能を上げることや、低価格化を考えているだけのメーカーは苦戦します。
もっとも、大手自動車メーカーはそんな小回りはききませんが・・・。
商品であったり、サービスであったり・・・、それを考えて実行できる会社が成功できますね。
翻って、おそらく我々の多く・・・、いわば「ネットビジネスにおける零細業者」は、とても小回りがきくわけです。
(^.^)b
ネットビジネスの面白いところは、自分がこれまでに培ってきたものと興味がほぼすべて生かせて、自由自在に操れるところです。
文章、広告、企画、・・・。
PCサイトと携帯サイトのネットビジネス
面白いのはこれからです。